電池活用技術研究会

 

前頁 高性能ポケットLEDライト“光るっち”活用編 次頁

 「2、(5LED 明度3段切換)高性能ポケットLEDライトの製作」で製作したポケットLEDライトは実用性抜群なので、さらに有効に活用するためのオプションを製作しました。名無しではかわいそうなので、愛称を“光るっち”に決定しました。

■カメラのストロボに合体

 市販LEDライトのほとんどは、電球を使用した懐中電灯と同じ円筒型なので、手で持って使う以外の用途が思い付きません。
 “光るっち”は、平らで薄型なので、カメラのストロボにマジックテープで貼り付けることが出来て、強力なAF補助光として活用出来ます。カメラ本体のAF補助光では、真っ暗闇で被写体を確認するのにはあまり役立ちません。“光るっち”をストロボに積み重ねれば、照明ライトになりますから夜間の撮影に役立ちます。
 しかも、LED5個でまだ明るさが不足する場合でも、“光るっち”を2個積み重ねてマジックテープで結合すれば、LED10個のハイパワーライトにすることが出来ます。安価な市販LEDライトのほとんどは電池が新しい時だけ明るくて電池が消耗するとどんどん暗くなりますが、“光るっち”は電池が空になる直前まで明るさが変わりませんから、強力な照明ライトになります。
1個の大きさ:58×95×18mm(突起部を除く)
            重さ:約100g(アルカリ乾電池使用時)

ストロボを発光せず、LEDライトの照明で撮った写真のサンプル。
ストロボだと猫の目が光ってしまいますが、LEDライトだと、目がきれいに撮れます。
LEDライトの照射角が狭いですが、逆に独特の雰囲気の写真が撮れました。
■夜間外出時の胸ポケットへ取付け

 夜間外出する時に、雨が降っていて、片手に荷物を持ち、もう一方の手に傘を持っていると、“光るっち”を持つ手が足りなくなります。
 最初に、胸ポケットに“光るっち”を上向きに入れて、“光るっち”の上に反射板を付けて足元を照らす方法を考えたのですが、反射板で光の損失が起きて暗くなります。
 結局、胸ポケットの外に“光るっち”を下向きに付けられる金具を製作して、問題が解決しました。真下ではなく、少し前方を向くように工夫してあります。
 使ってみると、夜間に足元を照らすだけなら、弱の設定で十分実用になりますから、電池がかなり長持ちします。
 “光るっち”の連続点灯時間(750mAH単四ニッケル水素電池使用時)
 強:5時間 中:10時間 弱:20時間

■停電時の室内ライト

 胸ポケット用に設計した補助金具は、そのまま部屋の中で使う時の、“光るっち”スタンドにもなることに気付きました。
 そのままではライトを直視すると眩しすぎて困るので、半透明の拡散版を付けられるようにしました。マジックテープで付けてあるので取り外しが出来ます。スタンドは 、アルミ板を三角に折り曲げた単純な構造です。
 夜寝る時に枕元に置いておけば、停電でなくても、夜中に起きてトイレに行く時等に役立ちます。