電池活用技術研究会

 

前頁 単四アルカリ乾電池の容量テスト 次頁

 単三アルカリ乾電池の容量は2000mAH程度なので、単四アルカリ乾電池の容量は半分の1000mAH程度と推測出来ますが、実測してみました。10LEDポケットLEDライト5LEDポケットLEDライトで使用することを考えて、300mAと150mAで放電の後、 しばらく休憩して、50mA定電流放電で残存容量を測定しました。 合計値が、50mAの小電流で放電した時の容量と推定出来ます。
 単四アルカリ乾電池は10LEDポケットLEDライトの強(LED電流270mA)で使用すると 、かなり容量が小さくなるようです(ニッケル水素電池の方が適しています)。
 5LEDポケットLEDライトの強(LED電流140mA)でで使用した場合、連続点灯では60%程度の容量になりますが、10分点灯50分消灯の間欠使用では96%程度の容量が確保出来そうで、十分実用的に使えそうです。単四アルカリ乾電池は150mA以下の消費電流の機器に使うのが適していそうです。

 パッケージにはデジカメ対応 大電流 ウルトラパワー と表記されています

(放電終止電圧=0.9V) 300mA 定電流放電 50mA 定電流放電 合計
1:DAISO Gigamax LR03 443mAH  0.551WH 644mAH 0.781WH 1087mAH 1.332WH

(放電終止電圧=0.9V) 150mA 定電流放電 50mA 定電流放電 合計
2:DAISO Gigamax LR03 679mAH  0.859WH 442mAH 0.514WH 1121mAH 1.373WH

300mA/150mA定電流放電



しばらく休憩し、50mA定電流放電

発熱が僅かなので、温度のグラフはほとんど室温の変化の影響です。

300mA/150mA間欠放電(10分放電50分休憩)


このグラフの横軸は、放電量を基準にしています。
定格容量を1000mAHと仮定して、放電電流を0.3Cと0.15Cに設定しています。
0.3Cでは、60分(1時間)÷0.3=200分(3時間20分)が100%に相当します。(0.15Cではその2倍の時間)
放電時間が1周期(60分)の6分の1(10分)なので、連続放電の6倍の時間がかかりますから、
600%が1000mAHに相当します。
放電電流が異なっても、同じ電池残量では、放電を停止した時の解放電圧がほぼ同じになるようです。
アルカリ乾電池は、無負荷の解放電圧を測れば、電池残量が推測出来そうです。
このグラフからは、電池残量が少なくなると内部抵抗が上がることも解ります。300mA放電では内部抵抗による
電圧低下が激しくなって、間欠放電でもあまり使える容量が増えないようです。